you make me sick






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kick-ass
2010
★★★★

ヒットガール…!

nous, les enf ants du xxeme siecle
1994
★★★★

星などを使って評価できるようなものなのかは別として、強く心に残った作品
様々な問題を抱えたストリートキッズのドキュメンタリー。ドキュメンタリーとしてとても完成度が高い。『動くな、死ね、甦れ!』に主演したパーヴェル・ナザーロフが実際に子供として登場し、ディナーラとの再会も織り交ぜることで、とてもリアルです。ストリートキッズが街中にいる現状やドラッグ万引き殺人などの捉え方、扱い方は全く日本の文化ではあり得ないものなので、視野が一気に拡大すると同時に共通のさみしさみたいなものも感じた。このひとの映画は本当に悲しい。カネフスキーは冤罪で投獄されていた8年間、どのような気持ちで過ごしたのだろう。これを撮った後、忽然とどこかに消えた彼は、なにを思っていたのだろう。

四月物語
1988
★★★☆

本当にこのひとの映画は生々しくて、だけどやさしい
松たか子初主演映画で、冒頭で本当の家族がでてきます、豪華です

the fighter
2010
★★★★

まず観やすい、ノンフィクション映画は飽きてしまうことがあるけどそれがなかった
出てくる人達ひとりひとりの思いが色濃くて、その交錯に苦しくなった
からっとした終わり方に少し拍子抜けしたんだけど、これがよかったのかもしれない
助演男優賞をとったクリスチャン・ベール、いいです。まあおいしい役です
生きていくことは、家族とは、ぶつかり合うことは切ないね
だけどなによりあたたかいものだと思う
 
barry lyndon
1975
★★★★

久しぶりにみるキューブリック映画は圧巻、本当にこの人は天才だと思ってる
good or bad, handsome or ugly, rich or poor
they are all equal now
 

自分を媒介する全てのものが淀んでしまう、なにひとつ残さず全てが
本当に曖昧で脆い自分の選択を信じてあげることができない、言葉も選べず
もう本当に、言葉を選べない
自分を媒介した言葉はどれも自分には気持ちが悪くて
去年に私が書いた文章を読み返した時、苦しさと苛立ちに自分の腹を刺してしまいそうだった。何年もに積み重なった日記帳はもう開くことはできない、ひたすらに泣くことしかできなかったからもう開くことはないと思う。私が死んでしまう前には全部燃やそうと思っている。ああもっと自分を自由にしてあげられたら、どこまで飛んでいけるんだろう
泣ける


the fall
2006
★★☆

なんだか最後までうまく入り込めず、CGのない美しい映像の連続が苦手だった。Dr.パルナサスの鏡に似ている。こういうファンタジー映画には複雑なストーリーはいらないかもしれないけど説明的な部分が少し足りなかったように思う、評価が高い映画だから言いにくいけど。空想の世界、落下の王国のイメージの作り込みによってスケールや厚みはあるはずなのに、それにこだわりすぎているせいで全体の映画の密度はそれほど濃くない

blade runner
1991 (1982)
★★★★

こういうSF映画はほとんどみたことがないけど、リドリースコットの映画は結構好きだったから期待して鑑賞
なんだろうこれは。舞台は2019年、今でこそほとんど現在だけど、当時からするとおよそ40年後の未来。想像からくる近未来であってとても非現実、と思いきやなぜか妙に生々しいから最高に気味が悪い。中国や日本の文化が蔓延っているのは本当に不気味だし、繰り返し流れる日本語もすごく気になった。演出がすごい。単純なストーリーだけど、すぐには状況を飲み込めず、眉間にしわを寄せている間に実はもう映画の中に入り込んでいることに気づく。今までにみたことのない映画で、久しぶりに”映画”を観た、という印象。これは3時間くらいの大作でもよかったんじゃないのかな、後半30分くらいでえ、これで終われるの?と思ったけど、まあなんとなく収まり、続編を匂わすような感じで終わったところもまたなんか嫌いじゃない。ハリソン・フォードのこてこてミーハー感もあまり感じずにすんで良かった。ショーン・ヤングがとても美しいです。まさにレプリ


12日に行ったjames blakeのライブが本当に良かった

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come n get in / Nicolas Jaar 
lonesome robot theme / Sam Spiegel
the wings / Gustavo Santaolalla


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私が他人に本心を一度として打ち明けたことがないのは、本当の孤独を、半永久的な果てしなく途方もない寂しさを認めてしまうことがなにより怖いからだ。何よりも怖い。逃げられなくなったそのときは私は本当の意味で、死なないといけないと思う。生きていくことはできなくなってしまう。今でもふいに現れるそれに私は本当に死ぬ思いをして夜を明かすし、はっきりと生きていたくないと思う。明けない夜はないけれど、そんなこと私にはあまり興味がない、こんなに苦しいのなら、夜なんて明けなくても良いといつも思う。


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きまって南のほうへいく小さな飛行船を私たちは絶対につかみたくて、きまって同じ時間に上空に現れるそれを追いかけて走った

el sur
1973
★★★★

ビクトル・エリセの映画はみつばちのささやきしか観たことがなかったのですが
映画に映り込む独特の影と繊細で上品なタッチは大好きです